甘噛みをさせない

犬の噛みつきは一番深刻な問題になります。他人を噛んでしまったりすると、最悪の場合犬を処分しないといけないことになります。
トイ・プードルは小型犬だから大丈夫ということはなく、どんなサイズ、犬種のでも噛みつく犬になる可能性があります。甘噛みを放っておくと、人間や動物に怪我をさせたりする重大な問題行動を引き起こす可能性があるので早い段階でやめさせましょう。
噛みつきをやめさせる具体的な訓練方法としては、子犬が遊んでいる時に手などを噛んだら、「ダメ」と落ち着いたトーンで言って、手を上にあげて噛むことを止めさせてください。
そして噛むことを止めたらよく褒め、また手をおろして遊んであげます。この行動を繰り返すことで「甘噛みをしたら遊んでもらえない。甘噛みをしなければ遊んでもらえる」と覚えていきます。
甘噛みをしたからといって、子犬に体罰を与えたり、大声で怒鳴ったりしてはいけません。怒鳴ったり、体罰を与えると逆効果で、興奮して強く噛んできたり、飛びついてきたりするので、落ち着いて注意するようにしてください。
根気よく訓練のおこない、生後6~8ヶ月までに人に対する甘噛みを完全にやめさせるようにしましょう。